ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第8章 ことば 10偈

10 口をつつしみ、ゆっくり語り、心が浮つかないで、事がらと真理を説く修行僧___かれの説くところはやさしく甘味である。

(ダンマパダ363 口をつつしみ、思慮して語り、心が浮つくことなく、事がらと真理とを明らかにする修行僧___かれの説くところはやさしく甘味である。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
「ゆっくり語り」はダンマパダでは。「思慮して語り」になっていますが、同様の意味でしょう。真実をまた相手に不快なことばになっていないか気をつけているのでしょう。真実でも相手が不快になるようなことばは避けるべきでしょう。

「甘味である」は、甘いという意味ですが、受け入れやすいというくらいの意味でしょうか。原文では「やさしく」ということばはありませんから、これは中村氏が意味をわかり安くするために補ったものです。


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