感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第16章 さまざまなこと 10偈

10 以前には悪い行ないをした人でも、のちに善によってつぐなうならば、その人は念(おも)いを落ちつけていて、この世でこの執著をのり超える。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
この偈の前半は、9偈と同じです。また、後半は8偈の後半の「出家・遍歴して、仏の教えにいそしむならば」が「のちに善によってつぐなうならば、」に代わっていますが、他は同じです。

しかし実は、「善によってつぐなう」の意味は「「出家・遍歴して、仏の教えにいそしむ」と同じ意味なのです。単に善いことをすればよいのではありません。8偈の解説でも書きましたが、出家は現代では発心によく変えてください。

発心して、遍歴することが必要なのです。


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