#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第24章 広く説く 30偈

30 功徳を得ようとして、ひとがこの世で一年間神をまつり犠牲(いけにえ)をささげ、あるいは火にささげ物をしても、その全部をあわせても、(真正なる祭りの功徳の)四分の一にも及ばない。行ないの正しい人々を尊ぶことのほうがすぐれている。 

(ダンマパダ108 功徳を得ようとして、ひとがこの世で一年間神をまつり犠牲(いけにえ)をささげ、あるいは火にささげ物をしても、その全部をあわせても、(真正なる祭りの功徳の)四分の一にも及ばない。行ないの正しい人々を尊ぶことのほうがすぐれている。)

                         以上第24章 広く説く

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

この偈は、「真正なる祭りの功徳の」という言葉を補って、意味が通じるように訳されていますが、最後に「行ないの正しい人々を尊ぶことのほうがすぐれている。」と書かれていますから、意味がわかります。

補われた言葉「真正なる祭り」の意味について、岩波文庫の訳注には「人間として正しい実践をいう。」としてあります。つまり「行ないの正しい人々を尊ぶこと」です。

ここで少し注意すべきは、行ないの正しい人々はもちろんすぐれているのですが、行ない正しい人々を尊ぶことがすぐれていると述べられていることです。

すなわち、火の神を尊ぶことよりも、行いの正しい人々を尊ぶことがすぐれていると述べられているのです。

「行いの正しい」とはどのようなことか、すでに随所で述べられています。改めて考えてください。



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