感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第24章 広く説く 1偈

1 無益な語句よりなる詩を百もとなえるよりも、聞いて心の静まる有益なことばを一つ聞くほうがすぐれている。 

(ダンマパダ102 無益な語句よりなる詩を百もとなえるよりも、聞いて心の静まる詩を一つ聞くほうがすぐれている。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

第24章のテーマは、「広く説く」ですから、説法する人に対する訓戒のようなものだと思われます。しかし、ここでは「無益な語句よりなる詩を百もとなえる」これは説法することでしょう。もっとも、修行として「詩を百もとなえる」ということもあるでしょう。その時も無益な詩では意味がありません。

すぐれていることは、心の静まる有益なことばを一つ聞くことなのです。

なぜすぐれているのでしょうか? その時、その因縁により、人は解脱するからです。