#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第26章 安らぎ(ニルヴァーナ) 29偈

29 これは最上の究極であり、無上の静けさの境地である。一切の相が滅びてなくなり、没することなき解脱の境地である。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「これは最上の究極であり」の「これ」は、安らぎ(ニルヴァーナ)のことです。

これは、無上の静けさの境地です。静けさと言えば、音に関することがらですが、この意味するものは音に限らないのです。そこで、「一切の相が滅びてなくなり」と付け加えられているのです。

すなわち、色や形、音、匂い、味、感触、思いなどが無い状態であると言っているのです。

「没することなき解脱の境地」とは、そのような境地がなくなることがないと言っているのです。