#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第27章 観察 2偈

2 他人の過失を探し求め、つねに他人を見下(みくだ)して思う人は、卑しい性質が増大する。怒りたける人は、煩悩の汚れが増大する。かれは煩悩の汚れの消滅から遠く隔っている。 

(ダンマパダ253 他人の過失を探し求め、つねに怒りたける人は、煩悩の汚れが増大する。かれは実に真理を見ることから遠く隔っている。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

世の中には、同じものは一つもない。それぞれが個性を持っている。しかし、優劣はない。すべて平等です。これが真理です。人々はその真理を知らずに、このように思えないので、人々は悩み苦しむのです。

さて、この偈で述べられているように、他人の過失を探し求め、他人を見下す人は、真理に反する思いを持っていますので、その思いは間違っているのです。間違った思いを持つことを、卑しいというのです。そのような人の行動はうまくいきません。そこで彼らは怒りたけるということになるのです。怒りたける人の心は汚れます。心が清らかになり、心が落ち着き、静かになるということからは離れていくのです。

ダンマパダ253では、そのような人は「真理を見ることから遠く隔っている。」と説かれています。すなわち「優劣はない。すべて平等です。」という真理を理解できなくなるのです。