#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第29章 ひと組みずつ 3偈、4偈

3 まことではないものを、まことであると見なし、まことであるものを、まことではないと見なす人々は、あやまった思いにとらわれて、ついに真実(まこと)に達しない。

4 まことであるものを、まことであると知り、まことではないものを、まことではないと見なす人は、正しい思いにしたがって、ついに真実(まこと)に達する。


(ダンマパダ11 まことではないものを、まことであると見なし、まことであるものを、まことではないと見なす人々は、あやまった思いにとらわれて、ついに真実(まこと)に達しない。) 

(ダンマパダ12 まことであるものを、まことであると知り、まことではないものを、まことではないと見なす人は、正しい思いにしたがって、ついに真実(まこと)に達する。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「まことではないものを、まことであると見なし、まことであるものを、まことではないと見なす人々は」、そもそも真実(まこと)が大切であることを知りません。それゆえに、真実(まこと)に達しないのです。

「まことであるものを、まことであると知り、まことではないものを、まことではないと見なす人は」、すなおな人なのです。このような人は、ついに真実(まこと)に達するのです。つま、覚りに至るということです。

以前、ダンマパダ11、12の解説にアンデルセンの童話「裸の王様」を話題にしました。少し前には、「忖度」という良い言葉が、世間の人々に汚されてしまいました。今回の偈はその実情を明らかにしています。




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