#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第29章 ひと組みずつ 7偈、8偈

7 けがれた汚物を除いていないのに、黄褐色の法衣をまとおうと欲する人は、自制と柔和とが無いのでのであるから、黄褐色の法衣はふさわしくない。 

8 けがれた汚物を除いていて、戒律をまもることに専念している人は、自制と柔和とをそなえているから、黄褐色の法衣をまとうのにふさわしい。

(ダンマパダ9 けがれた汚物を除いていないのに、黄褐色の法衣をまとおうと欲する人は、自制が無く真実も無いのであるから、黄褐色の法衣はふさわしくない。) 

(ダンマパダ10 けがれた汚物を除いていて、戒律を守ることに専念している人は、自制と真実とをそなえているから、黄褐色の法衣をまとうのにふさわしい。)
 
(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

よほど鈍感でない人ならば、今は世界が大きく変わろうとしていて、また変わっていることに気がついているでしょう。それは地球レベルでも、人間の社会についても言えることです。
何を言いたいのかと言えば、ゴータマ・ブッダの時代では、出家して、解脱を目指す人はまれでした。しかし、今では、本人が解脱をする意思がなくとも、今は解脱しなければ生きづらい時代になっているのです。生きづらいことに甘んじている人々にとっては、それに気づかないでしょうが。

その上で、「黄褐色の法衣をまとおうと欲する人」とは、出家しょうとする人々ですが、今ではすべての人々です。人々は「自制と柔和」が必要なのです。そうではない人々は人間としてふさわしくないのです。そうでなければ、生きていくことが困難なのです。





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