#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第29章 ひと組みずつ 34偈

34 真理が正しく説かれたときに、真理を見とおす人々は、全く死の領域を超えて、彼岸に至るであろう。

(ダンマパダ86 真理が正しく説かれたときに、真理にしたがう人々は、渡りがたい死の領域を超えて、彼岸(かなたのきし)にいたるであろう。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

「真理が正しく説かれたときに」は、ブッダが真理を説く時ではありますが、このブッダは化身の時もあります。

化身とは、自分がその時ブッダであるという自覚もなしに、法界からの情報を伝える人です。化身は年齢、性別、職業などに関係ないので、子供の場合も老人の場合も女性の場合も男性の場合も、貧乏な人の場合も金持ちの場合もあります。誰が化身であるか見た目ではわかりません。しかし、その時のその人の心にはやさしさがあります。

その言葉を聞いて、その言葉が真理であると理解することは、自分の力で行わなければなりません。ブッダとわかっている方の言葉を聞いて、それは真理だろうと思うのは、自分の力で真理を理解したことになりません。

その意味では、善知識(化身)の言葉を聞いて、それは真理であると理解した時が本物なのです。その時、人は解脱するのです。