#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第31章 心 15偈

15 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、貪ぼりが心に侵入する。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。) 


*法津如来のコメント

「貪る」とは、「満足することなく、欲しがる」ことですが、これも心を修養すなければ、すなわち考え方を変えなければ、貪りが現れます。

例えば、多くの人々は甘いものが好きですが、これは砂糖が好きだということです。しかし、砂糖は毒である(ネットなどで調べてください。)と知ったら、どうするでしょうか?

ちなみに、砂糖にはアルコールや覚醒剤などと同様に依存性があります。

今までは、砂糖は甘くて美味しいと考えていた人が、砂糖は美味しいけれでも、取りすぎを控えるでしょう。砂糖を貪ることをやめるでしょう。(依存性がありますから、やめようと思ってもやめられないという危険性もあります。)

しかし、しっかりと心を修養して、しっかり考え方を変えるならば、砂糖を含む食物を貪ることをやめるでしょう。

同様に諸々の貪りの対象は、心をそれに依存させ、束縛するのです。しかし、それが毒(危険)であるという考え方に変えるならば、心は貪りの対象から解放されるでしょう。