#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第33章 バラモン 47偈

47 前世の生涯を知り、また天上と地獄とを見、生存を滅ぼしつくすに至って、直観智を確立した聖者、苦しみの終末を明らかに知った人、___かれをわれは<バラモン>と呼ぶ。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント

現在の自分の意識を観察すると、自分ではなぜそうなるのかわからない感情などがあります。しかし、それらを何度も観察して、また他の出来事、人との出会い、夢などをきっかけにして、わかってくることがあるのです。また現在では、それらは学問的にも研究されています。それらを潜在意識といいます。現在の意識は、外部刺激によって起こりますが、潜在意識に支配されているのです。

「前世の生涯を知り」とは、自分の潜在意識を知りということです。

「天上と地獄とを見」とは、自分の潜在意識における天界と地獄を知ってということです。

「生存を滅ぼしつくすに至って」とは、自分の生存への執著を支配している潜在意識の名称作用や形態作用を知って、それが真実を知る障害になっていることを知るのです。そうすると、自動的に潜在意識の名称作用と形態作用はなくなるということです。

「直観智を確立した」とは、真実がわかったということです。

「苦しみの終末を明らかに知った」とは、苦をもたらす潜在意識の名称作用や形態作用なくなった結果を知ったということです。

そのような人は、真のバラモンなのです。


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お知らせ:昨日は書き忘れましたが、昨日東京から北海道に向かいました。新しい出会いが楽しみです。6月23日は、釧路の石法如来にお会いする予定になっています。今日は、稚内からの発信です。