#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第33章 バラモン 75偈

75 バラモンにとってこれほどすぐれたことは、またと有り得ない。心を快楽から遠ざけるにつれて、かれの意(おもい)が退くのにつれて、苦悩が静まる。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)
 

*法津如来のコメント

「バラモンにとってこれほどすぐれたことは、またと有り得ない。」の、「これほどすぐれたこと」とは、「心を快楽から遠ざけるにつれて、かれの意(おもい)が退くのにつれて、苦悩が静まる。」です。

「心を快楽から遠ざけるにつれて」とは、快楽は「毒入りの饅頭のようなものだ」とわかってくると来るというような意味です。

余談ですが、砂糖、特に精製された「砂糖は毒である」と知っておいた方がよいのです。

さて、「かれの意(おもい)が退くのにつれて」とは、「あれこれ考えることをやめる」というような意味です。
このようなことがあると、苦悩が静まってきます。

しかし、まだ解脱は起こりません。功徳を積むなどの因縁があり、善き友と遭遇し、法の句(覚りの智慧)を聞き、解脱することになります。