#感興のことば(#ウダーナヴァルガ) 第33章 バラモン 83偈

83 熱心につとめ瞑想しているバラモンにとって、これらの徳が現れるとき、かれは悪魔の軍勢を追い払っている。ブッダはすべての束縛の絆(きずな)から解脱しているからである。

                           以上第33章 バラモン


(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)
 

*法津如来のコメント

前回の82偈と今回の83偈の違いは、「かれは全世界を照らしている。」の部分が「かれは悪魔の軍勢を追い払っている。」に変わっているところです。

「かれ」とはブッダですが、このバラモンはブッダになっているのです。かれは悪魔の軍勢を追い払っているので、かれは全世界を照らしているのです。

「悪魔の軍勢」とは何か? それは束縛の絆です。

束縛の絆とは、思考や感情や感覚や直感や本能などへの執着です。
さて、今回の偈で第33章バラモンが終わりますが、同時に感興のことば(ウダーナヴァルガ)のすべての偈の掲載が終わります。

明日最後に、「まとめの句」で、感興のことば(ウダーナヴァルガ)が終わります。