SRKWブッダ著「仏道の真実++」はじめに(3)

(以下引用)
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 さて、本書はこのような修行者にありがちなことがらを鑑み、仏道を歩むことについての真実を述べたものである。これは、修行者が道の歩みの真実を知ることによって修行途中に起こる種々様々な困難を乗り越えることを得、自分は覚れないのではないかなどという馬鹿げた疑念を払拭することに役立つと考えたことによる。

 そうは言っても、仏道の真実には世間の常識や概念を超えたものが含まれており、普通の人々にとっては理解し難いものであろうことは目に見えている。このため、電子書籍として上梓した前著では敢えて高弟向けの著作物であることを明記し、仏縁がとくに深い修行者にのみ供することを考えたものである。本書も、基本的にはその流れにしたがっており、難解さは否めないかも知れない。しかしながら、今回、同書を紙の書籍として上梓するに当たり、一般の人々にもこの一なる道の真実が多少なりとも理解できるように再編集することを思い立った次第である。

 このような経緯から、本書の基本的な構成は既刊の電子書籍版に倣っているが、より一般向けの内容とするために前著よりも仏教全般に亘る広範なものとなるように章立てを増補している。また、本書では女性の修行について一章を設け項目ごとに説明を加えている。この項目は、世間一般において女性らしいキーワードとしてしばしばフォーカスを当てられている単語やセンテンスをピックアップして並べたものである。このようにした理由は、本書を手に取った女性たちが、仏教は難しいことだけを説くものであるという不当な感想を抱かないで済むように、より取っつきやすい項目を個別に設けたいと考えたことによる。そして、この章でとくに言いたかったことは、覚りは女性も男性も基本的には同じように達成可能なものであり、性差に関係なくこの世の最上のしあわせをつかむことができるということである。もし、仏教では女性はしあわせにはなれないなどと誤って思い込んでいる人があるならば、そのような人にこそ本書を読んで戴き、その誤解を解いて欲しい。

 仏道は、基本的に誰にでも歩むことができる平らかな道であり、誰もが覚ってブッダになり得る道である。その真実を真実に語るために、本書を著した次第である。

(以上引用)


*法津如来のコメント

この文章の要約は次の通りです。

「仏道の真実には世間の常識や概念を超えたものが含まれており、普通の人々にとっては理解し難いものであろうことは目に見えている。」

「しかしながら、今回、同書を紙の書籍として上梓するに当たり、一般の人々にもこの一なる道の真実が多少なりとも理解できるように再編集することを思い立った次第である。」

「また、本書では女性の修行について一章を設け項目ごとに説明を加えている。」

「仏道は、基本的に誰にでも歩むことができる平らかな道であり、誰もが覚ってブッダになり得る道である。その真実を真実に語るために、本書を著した次第である。」