SRKWブッダ著「仏道の真実++」真のしあわせ

(以下引用)

【真のしあわせ】

 人生の最高の目的とは、「一生をしあわせに過ごすこと」であると言ってよいであろう。

 そして、それは実際に為し得ると断言できることである。

 ここで、真のしあわせについて述べておきたい。それは、

 「過去のことを後悔して思い煩うことが無い」
 「現在について一切の愁悲苦憂悩を滅している」
 「未来について不吉なことが無い」

境地を指している。

 なお、この境地が間違いなく真のしあわせであることは、実際に覚ったときに分かることである。同時に、これ以外には真のしあわせは存在しないことをも知ることになる。また、このしあわせの境地がその後もずっと続くであろうことも確信される。そこで、先のように断言し得るというわけである。

(以上引用)


*法津如来のコメント

参考までに、ウィキペディアの「幸福論」から、「主な幸福論の特徴」を引用します。

(以下引用)
アリストテレス
『ニコマコス倫理学』
幸福とは快楽を得ることだけではなく、政治を実践し、または人間の霊魂の固有の形相である理性を発展させることであるとして、幸福主義をとなえた。

エピクテトス
『語録』
己の力の及ぶものと及ばないものを識別し、自己抑制をもって生きることを説く。

スピノザ
『エチカ』
物事を永遠の相のもとで見ることが幸福(神に対する知的愛)への道であるとする。

ショーペンハウエル
『幸福について』
目先の環境に振り回されるのをやめ、すべては空しいと諦観することで精神的落ち着きを得るべきである。世俗的な幸福の源泉を人のあり方・人の有するもの・人の印象の与え方に大別した上、肝心なのは「人のあり方」であるとする。
『意志と表象としての世界第四部』
自他の区別を去った意志の否定を説く。

アラン
『幸福論』
健全な身体によって心の平静を得ることを強調。すべての不運やつまらぬ物事に対して、 上機嫌にふるまうこと。また社会的礼節の重要性を説く。

ラッセル
『幸福論』
己の関心を外部に向け、活動的に生きることを勧める。

ヒルティ
『幸福論』
神のそば近くあることが永続的な幸福を約束するとする宗教的幸福論。

福田恆存
『私の幸福論』
不公正な世の現実を見据え、弱点を弱点と認識した上でとらわれなく生きること。望むものを手に入れるために戦い、敗北しても悔いないこと。

(以上引用)

これらの思想家・哲学者の幸福論と比較して、SRKWブッダの説く「幸福論」が卓越して、明解であることがわかるでしょう。

最後に、ゴータマ・ブッダの幸福論をスッタニパータ(ダニヤ経)から引用します。
https://76263383.at.webry.info/201602/article_15.html

34 師は答えた、「子のある者は子について憂い、また牛ある者は牛について憂う。実に人間の憂いは執著するもとのものである。執著するもとのない人は、憂うることがない。」