SRKWブッダ著「仏道の真実++」賢者の道(11)

(以下引用)

【賢者の道】(11)

 ● 適宜に引き返すことをためらうべきではない。怪しいと思ったら引き返す勇気を持たなければならない。時期早尚だと思ったら、まず立ち止まり、しばらく様子を見るべきである。その上で、どうするか決めれば良いのである。

(以上引用)


*法津如来のコメント

山で道に迷ったら、「最後に現在地を確認した地点まで引き返す。『もうちょっと先まで行ってみよう』『迷ったと いうのは自分の思い過ごしかもしれない』などと都合よく考えて先に進んでいってしまうのは、道迷いの深みに陥る典型的なパターンである。少しでも『あれ、 おかしいな』と感じたら、なにはともあれその場から引き返すことだ。」と、登山の注意事項に書かれています。

賢者の道を歩む際も同様なことが言えます。怪しいと思ったら引き返すことが必要なのです。
私は2016年12月にテーラワーダ仏教の比丘(僧侶)を辞めましたのはそのことなのです。私は2004年5月に出家しましたから、約12年6ヶ月比丘として修行して来ました。

しかし、テーラワーダ仏教の教義に従って修行しても覚ることはできないと確信しましたので、それを辞めることにしたのです。

「長いこと比丘をやって来たのにもったいない」と言われる方もおられました。確かにそれは12年半の修行を否定することになりますが、そうではないのです。

原点に戻り、如何にしたら正しい道(仏道、賢者の道)を進むことができるか考えるべきなのです。