無意識が一切知者

人間の意識には、自分が自覚している顕在意識と自分が自覚できない潜在意識に分類できます。

ここで、人間の思いや行為が自分の意図しない何かに支配されているというと、潜在意識に支配されているということになります。

しかし、顕在意識も潜在意識も支えているものがあると言ったらどのように思うでしょうか?

よく使われるイメージとしては、海の浮かぶ氷山です。

氷山は海の外に浮かんでいる部分が見えているだけですが、海の中にはその数倍の氷の塊があるのです。

海の外に現れている部分が顕在意識であり、海の中にある部分が潜在意識なのです。

さらに、その両者を浮かべている海が無意識なのです。

無意識の世界は、それこそ無意識ですから、感じられないのですが、それがあり、それがすべてを支えているのだと、感じられて、信じることができれば、心配がなくなります。

少し、唐突な例ですが、私は2018年8月15日に法の句を聞いて、解脱した筈だと思ったのですが、解脱したという解脱知見を得ることはできませんでした。

それはなぜかというと、解脱者は一切知者だと思っていたのです。

しかし、その時私は一切を知ったものだと思えなかったのです。

しかし、5ヶ月後2019年1月15日解脱知見を得ました。

その理由は、一切知者は私ではなく、無意識が一切知者だとわかったのです。