ジャスミンの枯れたる花が落ちるよう欲と怒りからぱらっと離れよ

ダンマパダ 377

ジャスミンの枯れた花が
落ちるように
比丘たちよ
そのように欲と怒りから離れよ


○この詩から学ぶこと

 ジャスミンの花は朝咲き、夕方に茎から離れて地面に落ちるそうです。日本では、香りのよい花に金木犀がありますが、あの花も盛りを過ぎたころ地面を覆いつくすように落ちるのは毎年見ます。いつまでも茎や枝にしがみ付いていないで、未練なく落ちるのでしょう。

 私が出家して、まもなく冥想合宿に参加したとき、スマナサーラ長老に「花が枝から落ちるように煩悩は落ちるのだ。」と言われたことがあります。欲や怒りを無理やり抑えると言うのではなく、智慧が開発されて、欲や怒りの無意味さを知り尽くしたとき、熟した果物が枝から落ちるように、欲や怒りが落ちて、なくなるように思っていました。この詩でもそのことを表現しているのだと思います。

 また、欲や怒りから離れるためには、智慧を開発すと同時に、慈悲の心を養成することも重要です。毎朝、慈悲の冥想を行ったあとは、穏やかで安らかな心になりますので、欲や怒りの心は現われません。寝る前に慈悲の冥想を行えば安眠できます。もちろん心も成長しています。

○ジャスミンの枯れたる花が落ちるよう欲と怒りからぱらっと離れよ

~生きとし生けるものが幸せでありますように~
~生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように~
~生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように~
~生きとし生けるものに悟りの光が現れますように~

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