空腹で己が苦だとよく分かる己を知って涅槃に至る

ダンマパダ 203

飢えは最大の病気だ
身心は最大の苦だ
これをありのままに知って
涅槃という最高の幸福に至る


○この詩から学ぶこと

 詩の訳を少し変えました。
 なぜ飢えが最大の病気なのかは、前回説明しました。
 この詩の因縁物語は、スマナサーラ長老の法話で説明されています。

 飢えは不治の病なのです。食べ物を食べるという治療を毎日ほどこさなければ、死んでしまうのです。ですから、最大の病気だと言われるのですが、人間は空腹であると、理解力が衰えるのです。修行するためには、あまり空腹ではいけません。適度に体調を整えておく必要があります。ですから、苦行は修行の妨げになります。

 空腹が病気であるのは、身心があるからです。身心が苦の原因です。正確に言えば、身心への執着が悩み、苦しみの原因なのです。ですから、この事実をありのままに観察して、理解することによって、身心への執着がなくなります。この執着がなくなると、全て煩悩が消えて、最高の幸福である涅槃に至るということになるのです。

○前回の「この詩から学ぶこと」

http://76263383.at.webry.info/200807/article_14.html

○この詩に関するスマナサーラ長老の法話(日本テータワーダ仏教協会HPより)

http://www.j-theravada.net/howa/howa112.html
 苦行と修行は違うもの ~悟るためには身体の安定も必要です~

○空腹で己が苦だとよく分かる己を知って涅槃に至る

~私が幸せでありますように~
~私の親しい人々が幸せでありますように~
~生きとし生けるものが幸せでありますように~

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