他の人の あれやこれやを 言わないで 己の行為を 観察すべき(50)

阿羅漢であり、正自覚者であり、福運に満ちた世尊に、私は敬礼いたします。


ナ   パレーサン  ウィローマーニ
Na    paresaṃ    vilomāni,
でなく  他人の    過ち

ナ    パレーサン  カターカタン
na    paresaṃ    katākataṃ;
でなく  他人の     為したこと為さなかったこと

アッタノーワ   アウェッケッヤ
Attanova     avekkheyya,
自分の こそ   観察すべき

カターニ   アカターニ             チャ
katāni     akatāni           ca.
為したこと  為さなかったこと        と


○直訳
他人の過ちでなく
他人の為したこと為さなかったことでなく
自分の為したことと為さなかったことこそ
観察すべき


○一口メモ

この詩は「ダンマパダ」の中で、一番応用範囲の広い、一番役に立つ詩だと思います。
困った時や、悩んだり、落ち込んだりしたら、まずこの詩で言われていることを受け入れることです。
すなわち、すべての問題は他人にあるのではなく、自分にあるのだと悟ることです。
(真理は自分の中にあるということであります。ブッダの教えは単なる問題解決ではなく、涅槃への道を示しているからです。)
それが分かれば、自分の行為や考え方について検討し、問題は解決できるのです。
他人の行為や考え方は変えることはできなくとも、自分の行為や考え方は、意思さえあれば変えることができるからです。

この詩の応用範囲
1.他人の言葉が気になって、自分の仕事に身が入らない時。
2.他人の行為が気に入らならなくて、イライラする時。
3.他人にいろいろ忠告したり、教えたくなる時。
4.自分のすべきことが分からなくなった時。
5.いろいろ弁解したくなった時。
6.落ち込んだ時。
7.人間関係でいろいろ問題がある時。
8.真理を究めたいと思った時。


「他の人の あれやこれやを 言わないで 己の行為を 観察すべき」


○この詩の解説は次の記事を参考にしてください。
http://76263383.at.webry.info/200902/article_2.html
http://76263383.at.webry.info/200912/article_6.html


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)

私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)は(が)幸せでありますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の悩み苦しみがなくなりますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の願いごことが叶えられますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)に(にも)悟りの光があらわれますように

私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)も幸せでありますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の願いごことが叶えられますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)にも悟りの光があらわれますように

*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。

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