奉じてる 知識・学問 徳行や 思想等のみ 最上とする<797>

○少年少女のためのスッタニパータ<797>
・・・
依怙贔屓(えこひいき)はいけないと
みんな言うけれど
みんな依怙贔屓しているのが実情です。


第3 八つの詩句の章 4.最上八詩句経 2.

○毎田周一先生訳
797.
知識や学問や徳行や思想の
優れた成果が 自分の中にあると思っているものは
それらのことだけを自分でつかまえて
その外のすべてのものは劣っていると見る


○中村元先生訳
797
かれ(=世間の思想家)は、見たこと・学んだこと・戒律や道徳・思索したことについて、
自分の奉じていることのうちのみすぐれた実りを見、
そこで、それだけに執著して、
それ以外の他のものをすべてつまらぬものであると見なす。


○正田大観先生訳
804.(797) 
見られたものについて、聞かれたものについて、戒や掟(執着の対象に成り下がった宗教行為)について、あるいは、思われたもの(我執の思いで対象化され他者化した認識対象)について、
すなわち、自己〔の見解〕について〔のみ〕、福利を見るなら、
彼は、そこにおいて、それ(自己の見解)だけに執持して、
他の一切を「劣る」と見る。(2)


○パーリ語原文
803.(797)
ヤダッタニー     パッサティ    アーニサンサン
Yadattanī       passati      ānisaṃsaṃ,
およそ・自己の   見ると      利益があると

ディッテー    ステー    スィーラワテー   ムテー     ワー
diṭṭhe       sute      sīlavate        mute       vā;
見たこと     聞いたこと 戒・掟         思ったもの   或は         

タデーワ    ソー     タッタ    サムッガハーヤ
Tadeva     so      tattha    samuggahāya,
それだけに  彼は    そこで   執着して

ニヒーナトー    パッサティ   サッバマンニャン
nihīnato       passati      sabbamaññaṃ.
劣ったものと    見る       他のすべてを


○一口メモ
昨日の偈、「自分の重んずるこの」或は「優れていると見なす見解」と述べられているもの少し具体的に示されています。すなわち、知識(見たこと)、学問(学んだこと)、徳行(戒律や道徳)、思想(思索したこと)です。「清浄八詩句経」において、これらによって清浄にならないと述べられてものです。

しかし、それらの中に、優れて成果が自分の重んじた知識、学問、徳行、思想等の中にあると思っているものは、そのことだけを摑まえて、その他のものを劣っていると思うのです。見解に対す態度と同じです。これらのものによっては清浄にならないものであるので、最上にはならないだろうと思いますが。


奉じてる 知識・学問 徳行や 思想等のみ 最上とする<797>


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)

私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)は(が)幸せでありますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の悩み苦しみがなくなりますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の願いごことが叶えられますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)に(にも)悟りの光があらわれますように

私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)も幸せでありますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の願いごことが叶えられますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)にも悟りの光があらわれますように

*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。


~~~~~~お知らせ~~~~~~

◎ゴータミー精舎では毎日朝晩、自主瞑想会を行っています。朝5時から7時まで、および夜7時から9時まで。但し、木曜日夜7時から9時までの自主瞑想会は休みます。変更のある場合はこの「お知らせ」で、あらかじめ報告します。詳細はワンギーサの携帯番号090-2311-9317に御連絡下さい。


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