忍耐、堪忍は最高の修行である

ダンマパダ 184

忍耐、堪忍は最高の修行である
涅槃は最高のものと諸仏は説く
他人を害する人は出家者ではない
他人を困らせる人は修行者ではない

*この詩から学ぶこと

 忍耐は耐え忍ぶこと、持久力が必要という意味があります。瞑想実践でも短時間の集中ならばできますが、集中力を持続させるのは難しい。堪忍は怒りのような感情の爆発を抑えるという意味でしょう。日常生活でつい怒りが現れる時があります。その時すぐにその怒りを抑えるこれも難しいことです。これらの難しいことを実践することだから最高の修行なのです。
 涅槃はこれらの難しい修行を通じて到達できるものだから最高のものなのでしょう。そこに到達されたお釈迦様が説かれるのだから間違いないでしょう。
 さて、後半の2行ですが、それぞれの行の意味は解ります。ですが、なぜ前半の2行にこの2行が続くのでしょうか?
 「他人を害すること」と「他人を困らせること」は出家者や修行者にとって大問題だと述られているのです。この2つの戒めは忍耐、堪忍を必要とするのです。少し油断すると、自分の我がままから、この2つの戒めを犯してしまいます。出家者や修行者にとって修行の第一歩なのです。その第一歩から最高のものである涅槃への道が始まります。 
 
~わたしは幸せでありますように~
~あなたは幸せでありますように~
~生きとし生けるものがしあわせでありますように~
 

この記事へのコメント

身の丈修行者
2015年02月11日 12:47
修行をする時に「他人を害さない・他人を困らせない」との大事なポイントを教えて下さっていると感じました。
私事ですが家族も仕事もあるので、修行をしたいと思ってもどうしても限度が出ます。
もっとやりたいと願っているのですが、家族・仕事との兼ね合いが不可欠になります。
そのような意味でもこのスマナサーラ長老の本文より学ばせて頂きたいと思います。

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