金貨の雨が降っても

ダンマパダ 186

金貨の雨が降っても
欲望の満足はない
欲望は少楽にして苦痛である
そのように賢者は知っている

*この詩から学ぶこと

 欲望は悪女のように二つのものを男たちに与える。一つは一瞬の喜びであり、もう一つは長い地獄のような苦しみである。賢い男はその女の本性を見抜き、その女から去るが、愚かな男は一瞬の喜びを欲しさに、いつまでも地獄の苦しみの中にいることになる。
 欲望が一瞬の喜びを与えることなし、地獄の苦しみだけであるならば、どんな愚か者も欲望にしがみつくということはないのであるが、現実はそうではない。
 ところで、なぜ欲望はこのように二つの特徴をもつのか。それは上の詩にあるように、欲望には満足ということがなく、際限を知らないからである。われわれは欲望には付き合いきれないのである。

~わたしは幸せでありますように~
~あなたが幸せでありますように~
~生きとし生けるものが幸せでありますように~

この記事へのコメント

身の丈修行者
2015年02月11日 12:51
欲望を満たしても満足はない、と知っていれば智慧が生まれると思います。
本当に必要なものは手に入れ・必要な学びは得られるような理性も培われるように感じます。
日々実践して参りたいです。

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