仏陀の弟子は 仏陀の九徳 常に念じて 定にいる

ダンマパダ 296

常に仏陀の弟子は
よく覚醒していて
昼も夜も
仏陀を念じている


○この詩から学ぶこと

 仏陀を念じるとは、釈尊の9つの徳を思い浮かべることです。9つの徳を挙げてみましょう。

1.阿羅漢: 一切の煩悩を滅尽し、神々・人間の尊敬、供養を受けるに値する方です。
2.正覚者: 完全たる悟りを最初に悟って、その悟りへの道を他に教えることのできる方です。
3.明行具足者: 八種の智慧と十五の良い性格を具えた方です
4.善逝: 正しく涅槃に達し、善く修行を完成し、正しく善い言葉を語る方です。
5.世間解: 宇宙、衆生、諸行と言う3つの世界を知り尽くした方です。
6.無上の調御丈夫: 人々を指導することにおいては無上の能力を持つ方です。
7.天人師: 人間、神々などの一切衆生の唯一の師です。
8.覚者(仏陀): 真理に目覚めた方です。
9.世尊: すべての徳福を備えた方です。

 仏陀の弟子が、仏陀の9つの徳を思い浮かべると、弟子の心は欲から離れ、怒りから離れ、迷いから離れます。また、弟子の心はその時、仏陀によって素直になります。心の素直な弟子は道理に基づき、快適になります。法則に基づいて快適になります。快適になった者には喜びが生まれます。喜びが生まれた者の身は軽安になります。身が軽安な者は楽になります。楽しむ者の心は禅定になります。(南伝大蔵教20巻10ページより)
  
 仏陀の9徳を念じると心は禅定になるのです。ですから、仏陀を念じることは重要な修行なのです。毎朝、仏陀の九徳をパーリ語で唱えている人は意味もよく理解しておくと、心はさらに安定そます。これは私は実証済ですので、確信を持って言えます。

~生きとし生けるものが幸せでありますように~
~生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように~
~生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように~
~生きとし生けるものに悟りの光が現れますように~ 

この記事へのコメント

ホーシノヒトリゴト
2008年09月15日 06:46
ワンギーサさん、2日間のスリランカ・フェスティバルお疲れさまでした。大盛況で良かったですね。さて、仏陀9つの徳についてのご説明ありがとうございます。3番目にある「明行具足者」として仏陀が備えていた「8種の智慧と15の良い性格」についていずれかの機会に解説していただきたいと思います。
ワンギーサ
2008年09月15日 21:55
ホーシノヒトリゴト様
「8種の智慧と15の良い性格」は説明がなければわからないので説明します。
8種の智慧(八明)
1.無常、苦、無我をはっきり見ることのできる智慧
2.自分の思い通りにできる威力がある智慧
3.一身、多身などに変身できること、空に飛び上がることも、地にもぐることもできる威力ある智慧
4.遠くの声や小さな声を聴ける威力ある智慧
5.他人の心を読める智慧
6.自己及び他人の前世を知ることのできる智慧
7.遠い所や微小なもの見ることのできる智慧
8.あらゆる煩悩を滅し尽くすことのできる智慧

ワンギーサ
2008年09月15日 21:57
ホーシノヒトリゴト様
続きです。
15の良い性格(十五行)
1.戒律を守ること
2.煩悩が起こらないように眼耳鼻舌身意を守ること
3.食べ物の適量を知ること
4.眠らないで努力すること
5.仏法層及び因果律を信じること
6.悪事をすることを恥じること
7.悪事をすることを恐れること
8.知識が広い分野に及んでいること
9.精進すること
10.仏法僧などの徳を念じて忘れないこと
11.智慧があること
12.初禅を修得していること
13.二禅を修得していること
14.三禅を修得していること
15.三禅を修得していること
以上です。
身の丈修行者
2015年02月05日 16:07
今は朝5時に起きて仏陀の九徳他を読経しています。
お釈迦様を尊敬しています、という気持ちが高まる気がしています。
またワンギーサ長老の8種の智慧と15の良い性格、メモに取りました。これでさらに意味が分かるように思います。感謝申し上げます。

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