もろもろの苦行はあるがすべて駄目疑惑の人を浄化はできない

ダンマパダ 141

裸も、髪の束ねも、泥塗りも
断食も、地面に寝ても
ちり垢にまみれても、しゃがんだ修行も
疑惑を越えない人を浄化できない


○この詩から学ぶこと

 釈尊は「転法輪経」というお経のはじめに次のように述べています。
「比丘たちよ、これらの極端は出家者のなすべきことではない。二つの極端とは何であるか、五欲における卑俗な・凡俗な・聖者の行うものでない・利益をともなわない娯楽に執着しふけること(快楽)、及び苦しい・聖者の行うものでない・利益のともなわない肉体を苦しめる苦行に努めることである。
 比丘たちよ、如来はこれらの二つの極端に従わず、中道をよく覚られた。・・・・・・
・・・・・・・
 如来によってよく覚られたかの中道(智慧の眼を生じさせ、智慧を生じさせ、涅槃に導くものである)とはなにか。
 それは八つの聖なる道である。すなわち正見・正思・正語・正業・正命・正精進・正念・正定である。」(ウ・ウェープッラ著「南方仏教基本聖典」65、66ページ)

 仏教の道は、もちろん五欲を満たそうとする快楽の道ではありませんが、苦行ではないのです。それは中道です。中道とは八正道です。今回の詩の「疑惑を越えない人」とは、釈尊の教える中道について、理解できずに、疑いを持つ人のことを言うのです。これらの人は、いろいろな苦行を行いますが、決して、修行の目的を達成できないのです。それらの苦行は釈尊が6年間の苦行の修行で、それらが無意味であることを実践的に確かめたことなのです。

 今回の詩のスマナサーラ長老の法話が日本テーラワーダ仏教協会のホームページにあります。是非お読み下さい。http://www.j-theravada.net/howa/howa59.html

○もろもろの苦行はあるがすべて駄目疑惑の人を浄化はできない

~私は幸せでありますように~
~私の親しい人々が幸せでありますように~
~生きとし生けるものが幸せでありますように~
 

この記事へのコメント

2009年04月07日 04:48
ワンギーサさん、おはようございます。転法輪経の「利益をともわない」に注目してます。「利益を伴う」修行ならば苦労して頑張ってもやる。と考えられるからです。それは八正道を精進する。ということになるかと思います。結果は「苦しみの滅」という利益だと思います。それは最終段階かもしれませんが、善因善果はあるものです。なぜそう言えるかというと、善因がないとき善果もないからです。勿論極めて簡単な因果の話です。有難うございました。
ツヨシ
2009年04月07日 04:54
おはようございます。
歩きます。疲れます。歩きます。痛み。歩きます。空腹。歩きます。苦行だな。でも、歩くことは、一番苦しみが少ない方法だと思う。走るのは、もっと苦しい。落ち着かないし。座り続けるのは、妄想が起こりやすいです。歩くことを、優先しています。「健康的だね」とも、言われます。
2009年04月07日 05:12
長老の話を読みました。
「3度考えて、わかれなければ、質問してください。」何度、考えたか、わかりません。でも、さっきも同じことを考えていたな、と思うことがります。行き詰ってる。考えるのやめよう。と、なります。そのときが、質問すべきときなのだろうと、思います。
「直ぐに、質問をしないでください。」すみません。「仏教には、どんどん質問してください。自分自身のことで。必ず答えます。」と、聞いていました。それで、質問が浮かんだら、直ぐに質問をしていました。
 3度考える、をやってみます。
2009年04月07日 05:21
教えていただいた「慈しみで、相手の目を見る。」をやってみました。声だ。聞きます。目を見ます。慈しみ。慈しみ。聞きます。あなたが幸せでありますように。聞きます。落ち着いています。聞きます。目を見ています。聞きます。なるほど、理解。聞きます。そうですか。聞きます。話しが終わります。終わるまで、落ち着いて、相手の目を見て、聞くことができました。オロオロになっていません。恐怖が生まれていません。
まお
2009年04月07日 07:45
 皆様に悟りの光が現れますように。
 菩提樹文庫のHPの英語版と日本語版を印刷し、英語を勉強します。
 貰った「宝経」「パパンチャ」の本を読みます。

 生きとし生けるものが幸せでありますように。
身の丈修行者
2015年04月24日 07:42
禅寺の座禅会に以前参加させて頂いた時、行事?で早朝から夜までの長時間座禅する行があるのを知りました。「そんなに座っていれる→心の鍛錬」との様な説明を頂いた記憶がありますが、正直?に感じました。
○○な凄い事が出来る・・事に注目するのではなく、こちらで学ばせて頂いている心を成長させる冥想を実践して参りたいと思います。

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