忍耐は最高修行 修行者は他を害しない困らせない

ダンマパダ 184

忍耐、堪忍は最高の修行である
涅槃は最高のものであると諸仏は説く
他人を害する人は出家者ではない
他人を困らせる人は修行者ではない


○前回の「この詩から学ぶこと」

http://76263383.at.webry.info/200807/article_2.html


○スマナサーラ長老の法話(日本テーラワーダ仏教協会ホームページより)

http://www.j-theravada.net/howa/howa100.html
「一言で知る仏教の全て」(2)、~平等主義とは忍耐のことです~

○今日のコメント

 三日間、ブログを更新しませんでしたが、私は毎日、ダンマパダの言葉に触れていました。毎日唱える「日常読誦経典」の中に、「諸仏の教え」がありますが、それはダンマパダ183番、184番、185番で構成さています。183番は前回勉強しました。今回は184番です。

 スマナサーラ長老は、「一言で知る仏教の全て」の(2)として、「最高の修行とは忍耐です」と「目指すべき最高の目標は涅槃である」と述べられています。

 「忍耐、堪忍は最高の修行である」はパーリ語で「カンティ・パラマン・タポー・ティティッカー」と言います。私は今では1、2時間座禅しても足は痛くはなりませんが、初めは30分も座禅をすれば足が痛くなりました。その時は「カンティ・パラマン・タポー・ティティッカー」と唱えて、忍耐していました。

 しかし、この場合の忍耐は肉体的な痛みを耐えるということです。実は意識の上での忍耐が重要な問題なのです。スマナサーラ長老は人間の差別意識を止めるという忍耐の必要性を強調しておられます。人間(生命)はすべて、自分は正しいと思っています。自分が思っていることが「当たり前」だと思って、自分が間違っているとは思わないのです。ですから、自分と違う考え方を差別してしまうのです。そこから、いろいろな社会的な問題もうまれます。

 自分の思い考えが間違っているかもしれないと思い、他の人の考えを受け入れるのには、包容力、精神的な忍耐力が必要なのです。

○忍耐は最高修行修行者は他を害しない困らせない 

~私は幸せでありますように~
~私の親しい人々が幸せでありますように~
~生きとし生けるものが幸せでありますように~

この記事へのコメント

2009年05月19日 04:36
ワンギーサさん、おはようございます。一番忍耐を要するのは「仏教など間違ってる。」「釈迦こそが史上最大の詐欺師である」という意見に寛容になることです。私自信これを乗り越えてないので、その種の言動に出会っても穏やかな心でいたいと思います。有難うございました。
ツヨシ
2009年05月19日 04:48
おはようございます。
あっきん
2009年05月19日 07:23
おはようございます。
ムカつく事など沢山ある。世の中矛盾している事ばかり。でも怒っていても自己が毒を飲むのと同じ。新聞で見たが、本当に怒ると毒が体に発生するみたい。他人は非道徳でも私は道徳的になるよう戒めます。
鈴木
2009年05月19日 09:02
自分の弱いこころに打ち勝ちたいです!
髙橋優太
2009年05月19日 11:36
ワンギーサ先生、皆様、おはようございます。
どんな意見にも反論が出てきます。見方を変えれば考え方も違うので、腹を立てる必要もないと思いました。域とし生けるものが幸せでありますように。
髙橋優太
2009年05月19日 11:37
域とし→生きとし
の間違いです。
身の丈修行者
2015年05月10日 12:54
ワンギーサ長老の分かり易い本文・解説の「自分の思い考えが間違っているかもしれないと思い、他の人の考えを受け入れるのには、包容力、精神的な忍耐力が必要・・」心に響きます。
自分は忍耐の意味が分かってなかったと、ハッとしました。お蔭様で「忍耐は最高修行者は他を害しない困らせない」の意味が少し分かったように思います。
人間の差別意識を止めるという忍耐、培って参りたいです。

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