煩悩の 汚れなくさぬ 坊さんは きれいな衣が 似合いませんよ(9)

9.煩悩の 汚れなくさぬ 坊さんは きれいな衣が 似合いませんよ


アニッカサーウォー   カーサーワン 
Anikkasāvo        kāsāvaṃ,    
汚れを落してないのに   黄の

ヨー   ワッタン  パリダヒッサティ
yo     vatthaṃ   paridahissati;
所の人は  衣を    着ようとする

アペートー    ダマサッチェーナ 
Apeto       damasaccena,    
離れているので  訓練・真実から

ナ  ソー  カーサーワマラハティ
na   so   kāsāvam  arahati.   
ない 彼は  黄衣に   相応しく


○この詩の解説は次の記事を参考にしてください。
http://76263383.at.webry.info/200901/article_5.html
http://76263383.at.webry.info/200911/article_8.html


○一口メモ
「心の汚れを落としてないのに、黄色の衣を着ている僧侶は、修行せず、誠実でないので、
黄色の衣(僧侶の象徴)に相応しくない」ということ。
僧侶について述べられたことだが、一般にも言えることだろう。すなわち、外見のみを取り繕っても、内面の向上をはからなければ、偽善であること。


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)が幸せでありますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の悩み苦しみがなくなりますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の願いごことが叶えられますよう
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)に悟りの光があらわれますように
*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。

この記事へのコメント

カエルくん
2012年03月16日 17:18
ワンギーサ先生こんにちは。
今日は衣に関する詩ですね。
衣服に関しては、質素なつもりでしたが、改めて考えてみると大変執着している自分に気がつきました。
お気に入りの服や買ったとき高価だった服を着ると、気分がいいです。
それに一度も袖を通したことのない服を持っていたり、たくさんのTシャツを持っていたり…。必要最低限だけとっておいて、あとは捨てなければ、とおもうのですがなかなか実行できません。
たかが洋服。されど洋服。結局振り回されている自分がいます。
他人が見て見苦しくないように清潔な服装を心がけようと思う一方で、内面をみがくことの大切さを説いたこの詩のことを重く受け止めようと思います。
あすか
2012年05月08日 07:23
外見より中身。着飾ることで
ほんの一瞬ならとりつくろえても
すぐボロがでてしまいますものね。

女性はまだまだ外見を整えることに
ふりまわされているように感じます。
(今は男性もおしゃれになりましたが)
心を中心にしたらもっと楽になれるのに。

今、テーリーガーターを読んでいます。
今も昔も国が違っても女性の悩み苦しみは
共通だなと感じています。
あの時代、あの社会で性別も階級もこえた教え。
お釈迦様、仏道、お坊様方は
なんとすばらしいのでしょう。
テーラワーダに尼さんが残っていないのが
歴史的に仕方ないとはいえ残念です。
もっとたくさんの女性も仏道に出会い
しあわせになれますように。
こころざし
2015年10月11日 09:38
黄色の衣をまとえば、尊敬されると思います。ですが心が伴ってないと悪行為になってしまう様子ですね。
実生活で黄色の衣を着る事はありませんが、本文の「外見のみを取り繕っても、内面の向上をはからなければ、偽善」はストレートに自分に当てはまると思います。
偽善にならないように・心が成長出来るように注意して参りたいです。