人々は 不放逸を 称賛し 放逸な人を 非難するもの(30)

阿羅漢であり、正自覚者であり、福運に満ちた世尊に、私は敬礼いたします。


アッパマーデーナ  マガワー
Appamādena     maghavā,
不放逸によって    帝釈天は

デーワーナン  セッタタン   ガトー
devānaṃ     seṭṭhataṃ     gato;
神々の     最高位に     なった

アッパマーダン  パサンサンティ
Appamādaṃ    pasaṃsanti,
不放逸を      賞賛し

パマードー  ガラヒトー   サダー
pamādo    garahito    sadā.
放逸は    非難される  常に



不放逸によって 帝釈天は神々の最高位(王)になった。
(人々は)常に、不放逸を称賛し、放逸は非難される。


○この詩の解説は次の記事を参考にしてください。
http://76263383.at.webry.info/200901/article_16.html
http://76263383.at.webry.info/200911/article_19.html


○一口メモ
この詩は神々の王サッカ(帝釈天)について述べられたものです。
帝釈天は、前世で人間であったとき、マガワーと呼ばれる青年でした。
彼は次の「7つの誓い」を立て、それらを守りました。

1.生きている限り両親を養う
2.生きている限り先輩を尊敬する。
3.生きている限りやさしい言葉で語る
4.生きている限り両舌しない
5.生きている限り物惜しみをせず、快く施しをする
6.生きている限り真実を語る
7.生きている限り腹を立てず、もし怒りが生じたら時、速やかに抑制する

これらの善行為の積み重ねで、死後神々の王サッカ(帝釈天)として生まれ変わったのです。
このような善行為を行っている時の心は不放逸なのです。
ですから、帝釈天は不放逸によって神々の王になったと言えるのです。
これからわかることは、不放逸の実践は具体的なものです。
また、昔から見識のある人々は、常に不放逸を称賛し、放逸を非難するものなのです。

人々は 不放逸を 称賛し 放逸な人を 非難するもの


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)

私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)は(が)幸せでありますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の悩み苦しみがなくなりますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の願いごことが叶えられますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)に(にも)悟りの光があらわれますように

私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)も幸せでありますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の願いごことが叶えられますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)にも悟りの光があらわれますように

*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。

この記事へのコメント

高橋優太
2012年04月06日 05:56
ワンギーサ先生、おはようございます。
今日もありがとうございました。生きとし生けるものが幸せでありますように。
あすか
2012年04月06日 09:25
7つの誓い、
どれも誰にでも可能でありながら
常にまもるのには、とても努力が
必要なものばかりですね。
早速、目につくところに
書いておきます。

***

4:29に記事アップですね。
ここまで早くはできませんが、
朝方生活にして、
食事も控えめにし、
刺激も減らすようにしたら、
体も心も調子がいいです。

こうしていろいろ学ぶのは
もちろん大切ですが、
実践あって、ですね。


2012年04月06日 12:34
ワンギーサ様。

厳しく自己採点しまさいたが、この項目はクリアしているか、クリアするよう手抜きがないです。

かつては全項目がダメでしたが、幸いお釈迦様の教えに出会い、実践することで出来るようになりました。

ありがとうございました。
カエルくん
2012年04月06日 18:02
ワンギーサ先生、皆様こんにちは。
7つの項目、守ることは難しいです。
特に言葉に関する戒律を守るのが苦手です。
五戒の、偽りを語らないこと、に通じますね。

ところで五歳の姪がいるのですが、とても正直な子です。もちろん欠点もたくさんあるのですが、自分に都合の悪いことでも、なんでも正直に話してしまいます。彼女とのおしゃべりはすがすがしくて、楽しいです。
五歳児に学びたいと思います。
こころざし
2015年10月18日 07:55
帝釈天の「7つの誓い」ですが、(やや生意気の様な表現になり恐縮ですが)どの誓いもその気になれば出来る事ばかりと思います。
ですが気をつけてないと感情的になり守れない状況になると想像致します。
常に意識して不放逸を行うようにし、そして守れる度合いが多くなるように努めたいです。