法津(のりつ)如来 の独り言

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zoom RSS 接待を 受けていながら 相手には もてなししない 彼は賤民<128>

<<   作成日時 : 2013/07/26 04:09   >>

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○少年少女のためのスッタニパータ128
・・・
世話になれば、
それに報いることは自然なことです。
感謝の心が生まれない人は
賤民と言われるのです。


128.第1 蛇の章 7.賤民経 13

○毎田周一先生訳
ひとの家にいつて御馳走になりながら
その人が自分の処へ来たときには
返礼のもてなしをしようともしない人
彼を「賤民」と知るべきである


○中村元先生訳
128
他人の家に行っては美食をもてなされながら、
客として来た時には、
返礼としてもてなさない人、
──かれを賤しい人であると知れ。


○正田大観先生訳
128.
彼が、まさに、他者の家に赴いて、
御馳走を食べておきながら、
〔客として〕やってきた者を歓迎しないなら
――彼のことを、『賤民である』と知るがよい。(13)

○パーリ語原文
128.
ヨー    ウェー     パラクラン      ガントゥワー
‘‘Yo     ve        parakulaṃ     gantvā,
彼が   まさに      他人の家に     行って

ブトゥワーナ    スチボージャナン
bhutvāna      sucibhojanaṃ;
食べて       浄食を

アーガタン    ナッパティプージェーティ
Āgataṃ      nappaṭipūjeti,
来客を      尊敬しない

タン      ジャンニャー      ワサロー     イティ
taṃ      jaññā           vasalo       iti.
それを     知るべき          賤民         と


○一口メモ
人の家に行って御馳走になれば、それに感謝して、その人が自分の家に来れば、そのお返しにいろいろ接待するのは自然な行動です。犬や猫でもかわいがれば、なついてくるものです。それなのに、それと反対の行動をとる人は、賤民と呼ばれます。

動物でさえ自然な行動をとるのに、なぜ自然な行動の出来ない人間がいるのでしょうか?人間には自我があるからです。自我は自然法則に反して、自我は貪瞋痴に基づいて行動させるのです。

昨日の夜は、久しぶりにゴータミー精舎でスマナサーラ長老の経典解説が行われました。経典は「増支部経典8集21経(8集3居士品1ウッガ経)」でした。ウッガという在家の仏教徒が8つの希未曾有の特徴をそなえたという話です。この話も大変ためになる興味ある話でしたが、ユーストリームで実況されましたし、いずれ日本テーラワーダ仏教協会のホームページから見ることが出来ると思いますので、是非そちらをご覧になって下さい。

この説法の少し前の時間に、ゴータミー精舎の三階の僧房で、比丘達はスマナサーラ長老にもう一つためになる説法を聞きました。その要点は「自分のために、いくら頑張っても、物事はうまくいかないことが多い。しかし、人のために頑張ることは、必ずうまく行く。なぜならば、そこには自我がないからだ。私たちが、自分のために頑張ることは、心を清らかにすることだけだ。」ということです。

今回の偈にあるような、自然法則に反する行動をさせる自我のことなど、合わせて考えると、自我をなくすことがいかに大切か理解できると思います。


接待を 受けていながら 相手には もてなししない 彼は賤民<128>


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)

私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)は(が)幸せでありますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の悩み苦しみがなくなりますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の願いごことが叶えられますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)に(にも)悟りの光があらわれますように

私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)も幸せでありますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の願いごことが叶えられますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)にも悟りの光があらわれますように

*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。


〜〜〜〜〜〜お知らせ〜〜〜〜〜〜

◎ゴータミー精舎では毎日朝晩、自主瞑想会を行っています。朝5時から7時まで、および夜7時から9時まで。但し、木曜日夜7時から9時までの自主瞑想会は休みます。変更のある場合はこの「お知らせ」で、あらかじめ報告します。詳細はワンギーサの携帯番号090−2311−9317に御連絡下さい。


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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
「命をつなぐために頂く」
と言う意識は皆無で
「くれるなら もらっといてやる」
と言う傲慢な心であるから
相手に感謝して
お返ししたくなる気持ちが
生まれる事はありませんね。
相手から奪うだけ奪って
うまく逃げ切ったと思った?
「因果法則」からは
絶対に逃げられません!

櫻井由紀
2013/07/26 11:47
ゴータマ・ブッダの教えは後何年くらい人間の世界に存在するのでしょうか?できれば出典の経典名も教えて頂きたいのですが。

以前、ブッダの教えが人間の世界にあるのは意外と短いと誰か様に教えて頂きました。それゆえ、現在仏教を学べるのは大変貴重であると教えて頂きました。
しあわせ
2013/07/26 20:48
自分の利益や名誉の為に・・で動く方は腹黒い印象を感じます。皆さんの為に、と動く方は輝きを感じます。その印象の違いは心の透明度にあるのかもしれないと思った事があります。それはオーラ?という表現にもなるでしょうか。そしてそれに伴ったものがついてくるように感じます。引き寄せているという意味にもなるように思います。
それはこちらで学ばせて頂いている因果法則のニュアンスを感じます。
自分の生活もあるので、という面も大事にしながら、自分のエゴでない厚意・行為を実践して参りたいです。
こころざし
2016/03/24 07:45

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