バラモンや 出家修行者や 乞食を 嘘でだます人 彼は賤民<129>

○少年少女のためのスッタニパータ129
・・・
子供をいじめる大人や
子供をだます大人を
どう思いますか?
大人の風上におけないと
思うでしょう。


129.第1 蛇の章 7.賤民経 14

○毎田周一先生訳
婆羅門や修道者や
その他の乞食する人を
嘘をついてだます人
彼を「賤民」と知るべきである

○中村元先生訳
129
バラモンまたは<道の人>、
または他の<もの乞う人>を
嘘をついてだます人、
──かれを賤しい人であると知れ。


○正田大観先生訳
129.
彼が、婆羅門を、あるいは、沙門を、
あるいは、また、他の乞食者を、
虚偽の論で騙すなら
――彼のことを、『賤民である』と知るがよい。(14)

○パーリ語原文
129.
ヨー    ブラーフマナン    サマナン    ワー
‘‘Yo     brāhmaṇaṃ     samaṇaṃ    vā,
彼が    婆羅門を       沙門を      或は

アンニャン    ワーピ     ワニッバカン
aññaṃ      vāpi       vanibbakaṃ;
他の       或はまた    乞食者を

ムサーワーデーナ    ワンチェーティ
Musāvādena        vañceti,
嘘で             騙す

タン      ジャンニャー    ワサロー     イティ
taṃ      jaññā         vasalo      iti.
それを    知るべき       賤民       と


○一口メモ
この偈と同様の趣旨の偈が、「没落経」の中にありました。100番の偈です。

婆羅門や 出家修行者や 乞食を 嘘でだます人 破滅は必定<100>
http://76263383.at.webry.info/201307/article_4.html

そこでは、嘘でだます相手を、バラモンや出家修行者や乞食者と限定しないで、嘘でだますことの問題点について述べました。

しかし、バラモンや出家修行者や乞食者を嘘でだますということは、単に嘘でだます以上の罪になることをこの偈では示しているのです。バラモンや出家修行者や乞食者は、俗世間から離れ、欲や怒りや無知から離れる修行をしている人々なのです。(実際には、そうでない人々もいることはいるのですが)、そのような人々は、子供と同じようにだまされやすいのです。ですから、そのような人をだます人は、卑怯、卑しい賤民というのです。


バラモンや 出家修行者や 乞食を 嘘でだます人 彼は賤民<129>


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)

私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)は(が)幸せでありますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の悩み苦しみがなくなりますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の願いごことが叶えられますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)に(にも)悟りの光があらわれますように

私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)も幸せでありますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の願いごことが叶えられますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)にも悟りの光があらわれますように

*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。


~~~~~~お知らせ~~~~~~

◎ゴータミー精舎では毎日朝晩、自主瞑想会を行っています。朝5時から7時まで、および夜7時から9時まで。但し、木曜日夜7時から9時までの自主瞑想会は休みます。変更のある場合はこの「お知らせ」で、あらかじめ報告します。詳細はワンギーサの携帯番号090-2311-9317に御連絡下さい。


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この記事へのコメント

櫻井由紀
2013年07月27日 11:31
己の
ちっぽけで
ケチな
欲望のために
聖者
修行者を
騙す。
「地獄」とは
死後行く所だけですかね?
しあわせ
2013年07月27日 23:54
両親への奉仕はブッダへの奉仕と同じくらい功徳(善業)が大きい。

上記の内容はどの経典のどこにあるでしょうか?質問ばかりですみません。反省しております。分かる方おられましたら
よろしくお願いします。
こころざし
2016年03月24日 07:49
高齢者福祉の仕事をしていますが、年齢相応の見当識障害や認知症がある方に、現場で容易に嘘が使われる事があります。「家に帰りたい」という方に嘘の返事をするような感じでしょうか。かといって「施設に入ったから帰れません」というのは、良い流れにはなりません。
共感し・慈しみを相手が感じるような接遇が正解になると思います。ですがそれはその場その場で違う、臨機応変で対応が変わる内容になります。
嘘をつかずに適切な対応をするには、やはり慈しみが基本になりますね、実践して参りたいです。