自覚者と その弟子たちを そしる人 彼を最悪の 賤民という<134>

○少年少女のためのスッタニパータ134
・・・
お釈迦様とその弟子たちを
悪く言ったり、けなしてはいけません。
彼等は人々が幸せになる道を
教える人たちだから。


134.第1 蛇の章 7.賤民経 19

○毎田周一先生訳
自覚者と
その出家や在家の弟子を
誹謗するもの
彼を「賤民」と知るべきである


○中村元先生訳
134
目ざめた人(ブッダ)をそしり、
或いは出家・在家の
その弟子(仏弟子)をそしる人、
──かれを賤しい人であると知れ。


○正田大観先生訳
134.
彼が、覚者(ブッダ)を、
あるいは、また、彼の弟子を、
出家であれ、あるいは、在家であれ、誹謗するなら
――彼のことを、『賤民である』と知るがよい。(19)

○パーリ語原文
134.
ヨー    ブッダン      パリバーサティ
‘‘Yo     buddhaṃ     paribhāsati,
彼が    ブッダを      誹謗する


アタ    ワー    タッサ    サーワカン
atha    vā      tassa    sāvakaṃ;
或は    また    彼の     弟子を

パリッバージャン     ガハッタン     ワー
Paribbājaṃ         gahaṭṭhaṃ     vā,
出家を            在家を       或は

タン     ジャンニャー     ワサロー     イティ
taṃ     jaññā          vasalo       iti.
それを   知るべき        賤民        と


○一口メモ
このブログで時々引用する毎田先生のこの偈に関する解説を引用します。

「最も怖るべき賤民がここに指摘された。自覚者とは、真理の自覚者・体現者、真理そのものとしての人、如来である。その出家や在家の弟子は、如来に随順し、その自覚の言葉を聞くもの、そして自らも真理の自覚に到らんとして学ぶものである。それらの人々を誹謗する、けなす、悪口を言う、否定する、無意味なものと断定する、無視する、人間として用なきものとする、軽蔑する、足げにする、更に進んでなきものとしようとするということは、要するに解らぬということに帰する。無理解そして無知である。目前に輝く永遠の生命の姿を拝しつつも、それを理解しえないのである。」(以上引用終わり)

繰り返して述べれば、ブッダとその弟子たちを誹謗することは、そのまま真理を否定することなのです。それは当然、賤民になるのです。この場合の否定は部分的な否定ではなく、全面的に、根本的な否定ですから、最も怖るべき賤民になるのです。

なぜ全面的で根本的なのかを知らなければなりません。真理はブッダによって現れたからです。ブッダ以前の世界では、生命は苦しみの輪廻を繰り返すのみでした。ブッダが現れて初めて、苦しみから解脱する道が開けたのです。それを真理の顕現と言います。その教えを現代まで伝えた、解脱の道を維持しているのはブッダの弟子たちなのです。ですからその弟子たちを誹謗する人も最悪の賤民なのです。


自覚者と その弟子たちを そしる人 彼は最悪の 賤民という<134>


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)

私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)は(が)幸せでありますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の悩み苦しみがなくなりますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の願いごことが叶えられますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)に(にも)悟りの光があらわれますように

私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)も幸せでありますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の願いごことが叶えられますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)にも悟りの光があらわれますように

*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。


~~~~~~お知らせ~~~~~~

◎緊急連絡:8月10日(土)から8月14日(火)のゴータミー精舎における夜の自主瞑想会はお休みいたします。尚、朝5時から7時の自主瞑想回は通常通り行います。理由はワンギーサが大阪のアラナ精舎における瞑想合宿に参加するためです。しかし、朝の自主瞑想会は代理人により通常通り開催いたします。


◎ゴータミー精舎では毎日朝晩、自主瞑想会を行っています。朝5時から7時まで、および夜7時から9時まで。但し、木曜日夜7時から9時までの自主瞑想会は休みます。変更のある場合はこの「お知らせ」で、あらかじめ報告します。詳細はワンギーサの携帯番号090-2311-9317に御連絡下さい。


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この記事へのコメント

櫻井由紀
2013年08月01日 10:36
猛毒の言葉で
他人に影響を与えようとすると
まず自分自身が先に
その猛毒にやられてしまいますね。
両刃の斧を振り回して
自己破壊するだけですね。
言葉とは火遊びのようなものですから
不注意な言葉で他人を
不幸にする事がない様に
発言しようと肝に銘じます。
本物の言論の自由は
人格完成者だけにあるのです。

三帰依いたします。

生きとし生けるものが幸せでありますように
こころざし
2016年03月26日 20:52
ブッダとそのお弟子様を心より尊敬致します。
人それぞれ色々な価値観があると思いますが、ブッダとそのお弟子様をもしけなすような方は、その因果法則のその後になるのではと思います。
ブッダに教えて頂いた真理を深く学び、そしてその学びの輪を出来れば広げ、ブッダとそのお弟子様を尊敬する方が増える流れになると良いなと願います。