衣食住に 執着しない 比丘たちは 蓮が水滴に 濡れないようだ<392>

○少年少女のためのスッタニパータ392.
・・・
ブランド品に
こだわらなければ
無駄なバイトは
しなくてよいよ。


スッタニパータ392. 第2 小さな章 14.ダンミカ経 17.

○中村元先生訳
392
それ故に、食物と住所と臥具と
大衣の塵を洗い去るための水、
──これらのものに対して、修行者は執著して汚れることがない。
──蓮の葉に宿る水滴[が汚されない]ようなものである。


○正田大観先生訳
395.(392) 
それゆえに、まさに、〔行乞の〕食、しかして、臥坐具、
さらには、大衣の塵を洗い流す水について、
これらの法(事物)について、
比丘は、蓮〔の葉〕にある水の滴のように、汚されないのです。(17)


○パーリ語原文
394.
タスマー    ヒ     ピンデー    サヤナーサネー    チャ
‘‘Tasmā     hi     piṇḍe      sayanāsane       ca,
それ故     実に   托鉢食     臥具坐具        と

アーペー   チャ    サンガーティラジューパワーハネー
āpe       ca     saṅghāṭirajūpavāhane;
水       と     大衣を洗う

エーテース    ダンメース     アヌーパリットー
Etesu        dhammesu     anūpalitto,
これらの      法について    汚されない

ビック     ヤター   ポッカレー    ワーリビンドゥ
bhikkhu    yathā    pokkhare     vāribindu.
比丘は    ように    パスが      水滴で(汚されない)


○一口メモ
この偈の最初の言葉「それ故」は、前回の偈で述べたことを受けて述べているのです。衣食住薬の受用の目的を、欲を満足させるためでなく、修行のために、最低量の必要を満たすためと定めると、それらに対する執着と言うものがなくなるものなのです。以下具体的に調べてみましょう。

托鉢食を、昨日述べたように、「楽しみのためでなく、体力をつけるためでなく、体格をよくするためでなく、美しさのためでなく、ただこの身体の存続のため、飢餓や病気をなくすため、修行のために受用するのです。」としたら、どうでしょうか?托鉢食に対する執着なくなるでしょう。

住まいについてはどうでしょうか?「。ただ寒さを防ぐため、暑さを防ぐために、虻・蚊・風・太陽の熱・蛇の害を防ぐため、ただ季節の危険を除き、瞑想を楽しむために受用するのです。」 この目的のために住まいを受容するのですから、住まいについての執着はなくなるでしょう。

衣についてはどうでしょうか?比丘の場合、受容する心は、色も形も決まった大衣と上衣と下衣の三種だけです。しかも「ただ寒さを防ぐため、暑さを防ぐため、虻・蚊・風・太陽の熱・蛇の害を防ぐために、ただ陰部を隠すために受用します。」という目的で衣を受用するのですから、衣に対する執着はなくなるのです。

薬の場合は「病者の苦痛を除き、苦しみをなくすためにだけ受用します。」ということですから、同様に薬に対する執着もないのです。

ですから、比丘は衣食住薬に対する執着はなく、それは蓮の葉が水で濡れないように、心が汚されることがないのだと述べられているのです。ただし、それはブッダの教えを守り、衣食住薬を正しく観察している比丘に限ります。


衣食住に 執着しない 比丘たちは 蓮が水滴に 濡れないようだ<392>


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)

私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)は(が)幸せでありますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の悩み苦しみがなくなりますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)の願いごことが叶えられますように
私(私の親しい人々、生きとし生けるもの)に(にも)悟りの光があらわれますように

私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)も幸せでありますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)の願いごことが叶えられますように
私の嫌いな人々(私を嫌っている人々)にも悟りの光があらわれますように

*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。


~~~~~~お知らせ~~~~~~

◎3月20日(木)から3月26日(水)のゴータミー精舎における夜の自主瞑想会はお休みいたします。朝5時から7時の自主瞑想会は通常通り行います。理由はワンギーサが熱海の瞑想合宿に参加するためです。朝の自主瞑想会は代理人により通常通り開催いたします。


◎ゴータミー精舎では毎日朝晩、自主瞑想会を行っています。朝5時から7時まで、および夜7時から9時まで。但し、木曜日夜7時から9時までの自主瞑想会は休みます。変更のある場合はこの「お知らせ」で、あらかじめ報告します。詳細はワンギーサの携帯番号090-2311-9317に御連絡下さい。


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この記事へのコメント

みき
2014年03月20日 11:53
こんにちは
比丘のように生活することが出来たらいいなと思います。それが私の理想です。

今は、在家信者として私にできる生活を無理なくしたいと思います。
こころざし
2016年06月12日 07:35
私事ですが、庶民にしては大きな恵まれた所に住み、ブランドに興味はないながら物に困らない生活をしています。もしそれが何かで維持できなくなったとしたら、猛烈なストレスになりかねないと恐ろしく思います。今の環境で心が清らかになれたとしても、それは環境要素・・との意味になってしまうようにも思います。
執着を無くせるように、日常の物からも心がけて参りたいです。