出家者は 四種類ですが それぞれを よく理解して 疑問を晴らせ<再85>

○ワン爺さんの独り言<85>
・・・
質問をして答えを頂いても
よく分からなければ
恥ずかしがらずに、
また質問した方がよい。


85.第1 蛇の章 5.チュンダ経 3.

○毎田周一先生訳

自覚者達は誰を道の勝利者といわれるのですか
                  と鍛冶工チュンダはいった
道を深く思う人が どうして比べるもののない人なのですか
道に生きるとはどういうことですか 私に説いて下さい
また道を汚すものを私に明らかにして下さい。


○中村元先生訳

鍛冶工チュンダはいった、
「目ざめた人々は誰を<道による勝者>と呼ばれるのですか? 
また<道を習い覚える人>はどうして無比なのですか? 
またおたずねしますが、<道によって生きる>ということを説いてください。
また<道を汚す者>をわたくしに説き明かしてください。」


○正田大観先生訳

かくのごとく、鍛冶屋の子のチュンダが〔尋ねた〕
「覚者たちは、誰のことを、道の勝利者と説くのですか。
道の教授者は、どのようにして、無比なる者と成るのですか。
〔問いを〕尋ねられた者として、道に生きる〔者のことを〕、わたしに説いてください。
さらには、道を汚す者のことを、わたしに明らかにしてください」〔と〕。(3)


○パーリ語原文

カン    マッガジナン    ワサンティ   ブッダー
‘‘Kaṃ   maggajinaṃ    vadanti      buddhā,
誰を    道の勝利者と   説く       ブッダたちは

                イティ  チュンドー   カンマーラプットー
iti      cundo      kammāraputto
と     チュンダは   鍛冶工   

マッガッカーイー  カッタン   アトゥルヨー  ホーティ
Maggakkhāyī     kathaṃ     atulyo       hoti;
道を説く人      どのように   無比で    ある

マッゲー   ジーワティ  メー   ブルーヒ  プットー
Magge     jīvati      me    brūhi     puṭṭho,
道に     生きる人   私に   言って    尋ねた者として

アッタ   メー   アーウィカローヒ   マッガドゥースィン
Atha    me    āvikarohi        maggadūsiṃ’’.
さらに   私に   明らかにして     道を汚す人を


○一口メモ
鍛冶工チュンダさんの質問に対して、世尊は修行者を四種類だと答えました。しかし、彼は世尊がお答えになった四種類の修行者についてよく理解できなかったのです。そこで今回、次のような質問をしたのです。

「道の勝利者」とは誰ですか?
「道を説く人」はどのように無比であるのですか?
「道に生きる人」はどのような人なのか説明して下さい。
「道を汚す人」はどのような人なのか明らかにして下さい。

明日からのお釈迦様の説明が楽しみになります。


○前回のこの偈の解説

出家者は 四種類ですが それぞれを よく理解して 疑問を晴らせ<85>
http://76263383.at.webry.info/201306/article_27.html


○人生の万能薬(慈悲の瞑想)

生きとし生けるものは幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願いごことが叶えられますように
生きとし生けるものにも悟りの光があらわれますように

*この言葉を毎日唱えると幸福になれます。


~~~~~~お知らせ~~~~~~

◎4月22日(金)はゴータミー精舎において、スマナサーラ長老のパーリ経典解説がありますので、夜の自主瞑想会は中止します。是非この経典解説に参加して下さい。


◎4月27日から5月5日まではワンギーサ比丘が、朝日カルチャー、関西ウェーサーカ祭及び熱海に瞑想合宿に参加するために、ゴータミー精舎における夜の自主瞑想会は中止します。しかし、朝の自主瞑想会は代理人により通常通り開催します。


◎ゴータミー精舎では、通常は毎日朝晩、自主瞑想会を行っています。朝5時から7時まで、および夜7時から9時まで。但し、木曜日夜7時から9時までの自主瞑想会は休みます。また変更のある場合はこの「お知らせ」で、あらかじめ報告します。詳細はワンギーサの携帯番号090-2311-9317に御連絡下さい。


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この記事へのコメント

kempsford
2016年04月10日 04:00
おはようございます。
自分が理解できていないときには、すぐに質問しているチュンダさんの行為に感心致しました。なぜならば、質問するということは、その教えを、本当に理解したかったからだからです。そこにあるのは、真理を知りたい、というお気持ちだけです。エゴ等の汚れた欲など、微塵もありません。「正直さこそが、悟りへの近道」と常々説かれるスマナサーラ長老の教えが想起されました。見習います。ご指導ありがとうございました。
こころざし
2016年04月10日 07:41
おはようございます。
長老に面談して頂く時どのようなお話をすれば良いのか、まだ試行錯誤状態でいます。以前に、黙っていても見れば長老なら分かって必要なアドバイスを下さるでしょう、との姿勢でいて(自分の印象的に)大失敗した経験もあります。
自分的に何処が分からないのかや、今どういう状態なのか、そのような内容で、出来れば的確にお話し出来るように次はなりたいです。
ワンギーサ長老・皆様の今日も素晴らしい一日となりますように。
エル
2016年04月13日 23:03
 「道を汚す者」の存在を確認しただけで質問を終えなかったチュンダさんは、落ち着いておられたのだろうと思いました。子供の頃は、知らないことは確認していましたが、大人になると相手や周囲の受け止め方を気にしてなかなか純粋に質問できなくなりました。