識別作用の滅によって

ワン爺の独り言(2018年5月10日)
「世間では、思い通りになることを幸せであると言い、思い通りにならないことを苦であると言う。しかしながら、本当の苦は静かでないことを言う。」とSRKWブッダは説かれます。
http://www.geocities.jp/srkw_buddha/udana120.htm



(以下引用)

【識別作用の滅によって】



世間では、思い通りになることを幸せであると言い、思い通りにならないことを苦であると言う。しかしながら、本当の苦は静かでないことを言う。世人は、心が動揺するゆえに苦悩の中にあるからである。



識別作用の滅によって、静けさが得られる。静かな人には、寄り来る苦悩もなく、生じる苦悩もない。利器が凶器に化すこともなく、食物が毒と化すこともない。一切の争いを超克し、三毒(貪嗔痴)を吐き出した〈道の人〉には、不吉なことがない。

識別作用があるゆえに、身の毛もよだつこと(戦慄)がある。識別作用を滅したならば、身の毛もよだつことがなくなる。心は静まり、煩悩の火は消える。そこにはまったき安らぎがある。

(以上引用)



*ワン爺のコメント

「識別作用の滅によって、静けさが得られる。」と述べられていますが、ではどのようにすれば識別作用が滅するのでしょうか? 次の偈を参考にして下さい。

「スッタニパータの第五章 十四、学生ウダヤ」
1110、
どのように気をつけて行っている人の識別作用が、止滅するのですか?
それを先生におたずねするためにわたくしはやってきたのです。
あなたのそのおことばをお聞きしたいのです。
1111、
内面的にも外面的にも感覚的感受を喜ばない人、
このようによく気をつけて行っている人、の識別作用が止滅するのである。
(中村元氏訳)

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