ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第1章 無常 第23偈、第24偈

23 生きとし生ける者どもは死ぬであろう。生命は終には死に至る。かれらは、つくった業(ごう)の如何にしたがっておもむき(それぞれ)善と悪との報いを受けるであろう。

24 悪い行ないをした人々は地獄におもむき、善いことをした人々は善いところ(=天)に生まれるであろう。しかし他の人々はこの世で道を修して、汚れを去り、安らぎに入るであろう。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
23偈では、生命は自分の作った業、すなわち自分の行った善い行ない、或いは悪い行ないに従って、それぞれの報いを受けると述べられています。

24偈では、その報が具体的に述べられています。悪い行ないをした人々は地獄に行き、善い行ないをした人々は天界(神々の世界)に行く。これは神々として生まれ変わるということです。しかし、神々といえども、欲界の一つで輪廻から脱出しているわけではないのです。この世で修行して、汚れを去り、解脱した人はニルヴァーナ(完全な安らぎ)に入るのです。

ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第1章 無常 第6偈のコメントで引用したダンマパダ126偈を再度引用します。

「或る人々は(人の)胎に宿り、悪をなした者どもは地獄に堕ち、行いの良い人々は天におもむき、汚れ無い人々は全き安らぎに入る。」

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