ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第3章 愛執 第9偈、第10偈

9 この世において極めて断ち難いこのうずく愛欲のなすがままである人は、諸の憂いが増大する。__雨が降った後にはビーナラ草がはびこるように。
(ダンマパダ335参照)

10 この世において極めて断ち難いこのうずく愛欲を断ったならば、憂いはその人から消え失せる。__水の滴(しずく)が蓮葉(はちすば)から落ちるように。
(ダンマパダ336参照)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
この二つの偈は対になっていて、前者は愛欲のなすがままである人は、憂いは増大するということとであり。後者は愛欲を断ち切ったならば憂いはなくなると述べています。

以下に参考として引用しましたダンマパダの偈も含めて読みますと、愛欲と次のことがわかります。
愛欲はこの世において極めてたち難い。
愛欲はうずくものである。
愛欲はこの世において執著のもとである。
愛欲はこの世において如何ともしがたい。


参考:
ダンマパダ335 この世において執著のもとであるこのうずく愛欲のなすがままである人は、諸の憂いが増大する。__雨が降った後にはビーナラ草がはびこるように。 

ダンマパダ336 この世において如何(いかん)ともし難いこのうずく愛欲を断ったならば、憂いはその人から消え失せる。__水の滴(しずく)が蓮葉から落ちるように。 


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