ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第3章 愛執 第11偈

11 さあ、ここに集まったみなさんに告げます。__みなさんに幸(さち)あれ。愛執を根こそぎに掘れ。__(かぐわしい)ウシーラ根を求める人がビーラナ草を掘るように。愛執が根から掘られたら、憂いは存在しない。何の恐れがあろうか。
(ダンマパダ337参照)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)



*ワン爺のコメント
ブッダの願いは人々の幸福です。しかし、それは世俗的な幸福ではありません。真の幸福です。それは完全なる安穏でニルヴァーナと言います。ブッダは人々がニルヴァーナに至ることを願っていたのです。

それではそのような幸福はどのように達せられるのでしょうか? ブッダはそれをこの偈で語ったのです。我ものという思いを根こそぎ、残りなくすように言われているのです。

我ものという思いがなくなれば、憂いは無くなります。憂いがなくなれば、恐れが無くなります。これが完全なる安穏に近ずくのです。

参考:ダンマパダ337
さあ、みなさんに告げます。__ここに集まったみなさんに幸(さち)あれ。欲望の根を掘れ。__(かぐわしい)ウシーラ根を求める人がビーラナ草を掘るように。葦が激流に砕かれるように、魔にしばしば砕かれてはならない。




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