ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第6章 戒しめ 12偈

12 執著から解放されて、こだわりなく、完き知慧あり、煩悩のさまたげなく、悪魔の領域を超えて、太陽のように輝く。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
この偈は、昨日の11偈の続きとして読むとわかりやすいと思います。
「11 戒しめと精神統一と明らかな知慧とのある人は、これらをよく修養している。かれは究極の境地に安住し、汚れが無く、憂いが無く、迷いの生存を滅ぼし尽くしている。」

12偈の主語は「戒しめと精神統一と明らかな知慧とのある人」なのです。

そのような人は、執著(愛執、我執)から解放されているのでしょう。
そして、太陽のように輝くのでしょう。
しかし、実は太陽以上の輝きがあるのです。

ダンマパダ387には次のように述べられています。

「太陽は昼にかがやき、月は夜に照らし、武士は鎧を着てかがやき、バラモンは瞑想に専念してかがやく。しかしブッダはつねに威力をもて昼夜に輝く。」


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