ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ)第5章 愛するもの 6偈

6 愛する人々と離れるが故に、また愛しない人々に会うが故に、はげしい憂いが起こる。それによって人々は老いやつれてゆく。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
憂いが人々を老いやつれさせるのですね。確かに、子供には憂いは無いように見えまし、多くの老人には憂いがあるように見えます。

子供でも、保育園で母親と別れるときは、なれるまでははげしい憂いが起こっているのでしょう。それによって、子供といえども老化が始まっているのです。

大人になって、職場でパワー・ハラスメントにあうと、つまり愛しない人々にあうと激しい憂いが起こるのです。これらの蓄積が老化なのです。

人間は解脱しない限り、憂いから離れられませんから、人々は老やつれていくという事になります。では解脱した人間はどうなるのでしょう。老いやつれるということはありません。もちろん、身体は物質ですから、自然法則に従って壊れて行きます。

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