ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第12章 道 4偈

4 諸の道のうちでは<八つの部分よりなる正しい道>が最もすぐれている。真理について言えば<四つの尊い真理>(=四諦)が最もすぐれている。諸の徳のうちでは<情欲を離れること>が最もすぐれている。諸の人々のうちでは<眼(まなこ)ある人>(=ブッダ)が最もすぐれている。

(ダンマパダ273 もろもろの道のうちでは<八つの部分よりなる正しい道>が最もすぐれている。真理について言えば<四つの句>(=四諦)が最もすぐれている。もろもろの徳のうちでは<情欲を離れること>が最もすぐれている。人々のうちでは<眼(まなこ)ある人>(=ブッダ)が最もすぐれている。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
ダンマパダ273偈を、以前私は次のように訳しました。
https://76263383.at.webry.info/201005/article_16.html

道の中では八正道は最高
真理の中では四聖諦が最高
修行の中では離貪が最高
人間の中では仏陀が最高

また、「子供のためのダンマパダ」も書きました。

「どんな道が一番だろう
学校に行く道かな
アメリカに行く道かな
幸せになる道が最高でしょう

どんな人が一番だろう
スポーツ選手かな
芸能人かな
人類の先生が最高でしょう」


さて、中村元訳とは少し異なるところは、「諸の徳のうちでは<情欲を離れること>が最もすぐれている。」というところです。

原文に近く(?)訳せば、「ダンマの中では離貪が最高」となるのですが、ダンマには多くの意味があるために、いろいろに訳すことができて意味がわかりにくいのです。離貪が最高であることはわかります。

この離貪の意味を中村元氏は、<情欲を離れること>と説明されています。

しかし、<情欲を離れること>の内容はなかなか難しいのです。


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