ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第12章 道 6偈

6 「一切の形成されたものは苦しみである」(一切皆苦)と明らかな知慧をもって観(み)るときに、ひとは苦しみから遠ざかり離れる。これこそ人が清らかになる道である。

(ダンマパダ278 「一切の形成されたものは苦しみである」(一切皆苦)と明らかな知慧をもって観(み)るときに、ひとは苦しみから遠ざかり離れる。これこそ人が清らかになる道である。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
今日は、SRKWブッダの苦に関する言葉をいくつか引用します。苦について考察してください。

(以下引用)

「悲しみも苦しみも遠いところにではなく極近くにあり、人々(衆生)はその上に安住している。歓喜と情欲がこれらを遠くにあるかのように見せかけているに過ぎない。静けさを目指し、真実を知ろうと熱望する人がその真相を見極めてついに解脱する。衆生を見た人はただちに仏を見るからである。」

「ある人にとっての歓喜の対象が、他のある人にとっては悲哀の対象となる。ある人にとって好ましいことが、他のある人にとっては苦悩の種となる。このことについて真相を知った人は観(=止観)を完成させるであろう。次いで、因縁があれば解脱して完全な安らぎに入るのである。」

「痛みの原因を追及しても得るものはない。痛みの中にあっても真実を追究する人がついに覚る。苦の真実を知った人は、ただちに苦の解決を見るからである。智慧がその答えである。法の句(善知識)が智慧をもたらす。因縁が善知識を出現させ、また解脱させる。仏弟子は諸の痛みを超えよ。」

「苦しんでいる人を見て、助けようとする人には功徳がある。しかし、その人が苦しむ前にその苦しみを未然に防ぐ人があるならば、その功徳は先の功徳の8倍よりも大きい。苦を察知し、苦を生じさせず、苦しむ人を人々に知らしめないからである。」

(以上引用)



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