ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第12章 道 14偈

14 究極に住するために、みずからをととのえるために、清らかになるために、迷って流れる生存における生死をなくし亡ぼすために、生存の多くの構成要素を区別して知るために、世間を知る人(=仏)がこの道を説きたもうた。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
この偈を整理します。
・究極に住するために=円かなやすらぎ(=ニルヴァーナ)に達する為に
・みずからをととのえるために=誠実、堪え忍び、施与、自制などの徳目を実践する為に
・清らかになるために=悪をとどめて清らかになる為に
・迷って流れる生存における生死をなくし亡ぼすために=世間に置ける種々の苦しみの要因をなくすために
・生存の多くの構成要素を区別して知るために=色、受、想、行、識を区別して、よく知って、苦しみの要因を知り、解脱して、ニルヴァーナに達するために
(以上は衆生のために)

・世間を知る人=人と世間の真実を知る人は解脱します。そのような人は仏=ブッダなのです。

すなわち、仏は人々(衆生)にこの道(=仏道)を説いておられるのです。



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