ブッダの感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第13章 尊敬 11偈

11 もしも楽しく生きようと欲するならば、修行者のつとめに注視して、教団の所有である衣や飲食物を軽んじてはならない。

(テーラガーター228 もしも楽しく生きようと欲するならば、修行者のつとめに注視して、教団(サンガ)の所有である衣や飲食物を軽んじてはならない。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*ワン爺のコメント
比丘(修行僧)は、信者の布施によって生活しています。信者が比丘にする布施は、本来比丘個人に布施するのではなく、教団(サンガ)にするものなのです。比丘は教団を代表して、受け取るものなのです。ですから、比丘個人が、教団のものである衣や飲食物(布施されたもの)を、自分のものと思って軽んじてはいけないのです。

さらに、以前にも引用しましたダンマパダ249(ひとは、信じるところにしたがって、きよき喜びにしたがって、ほどこしをなす。だから、他人のくれた食物や飲料に満足しない人は、昼も夜も心のやすらぎ得ない。)に述べられているように、他人の心を踏みにじる事になり、心の安らぎを得ることはできないのです。





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