感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第15章 念(おも)いをおちつけて 22偈

22 ガウタマの弟子たちは、よく覚醒していて、その心は空を楽しんでいる。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
空とは、有ったものがなくなった状態と考えると分かりやすい。凡夫は有ったものが無くなると通常悲しむのですが、ブッダの弟子たちはそれを楽しむというのです。

お金について考えてみましょう。凡夫はお金がなくなれば悲しみます。困ったと思います。しかし、ブッダの弟子たちは悲しみません。お金がなくても悲しみません。お金がなくとも困りません。なんとかなったのです。お金がなくなたらどうしようとか、どのようにお金を得ようかなどとは悩みません。その為にお金について空を楽しんでいるのです。

同様に、その他の物についても無いことを楽しんでいるのです。

さらに、自分の心に欲や怒りや無知がないことを楽しんでいるのです。



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