感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第16章 さまざまなこと 1偈

1 未来になすべきことをあらかじめ心がけておるべきである。___なすべき時に、わがなすべき仕事をそこなうことのないように。準備してなすべきことをつねに準備している人を、なすべき時になすべき仕事が害うことはない。
 
(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
この偈はブッダの言葉ですので、処世訓を述べたのではありません。解脱(覚りの境地に至ること)について述べたものです。

「未来になすべきことをあらかじめ心がけておるべきである。」、これは発心した人ができることです。発心とは、解脱を本当に願い求めるようになる真実のきっかけを、発心というのですが、詳しくはSRKWブッダの理法「発心」をお読みください。
http://srkw-buddha.main.jp/rihou026.htm


「なすべき時に、わがなすべき仕事をそこなうことのないように。」の「なすべき時に」は、一大事因縁の時にです。
「一大事因縁」についてはSRKWブッダの理法「一大事因縁」をお読みください。
http://srkw-buddha.main.jp/rihou002.htm


「わがなすべき仕事をそこなうことのないように。」とは、よく気をつけて、法の句を聞き逃さないようにして、解脱して、ブッダになるという仕事をし損なうことがないようにということです。


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