感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第16章 さまざまなこと 2偈

2 目的が達成されるまで、人は努めなければならぬ。自分の立てた目的がそのとおりに実現されるのを見よ。___希望したとおりになるであろうと。
 
(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
なぜ、「目的が達成されるまで、人は努めなければならぬ。」のでしょうか?

それは、「自分の立てた目的がそのとおりに実現される」ものだからです。目的がそのとおりに実現されるのに、途中でやめてしまえば、実現されずに終わってしまいます。ですから、目的が達成されるまで、人は努めなければならないのです。

「自分の立てた目的がそのとおりに実現される」ことを、信じられない人々も多いのですが、それは目的を達成されるまで、努めてないからなのです。

「自分の立てた目的」とは、心が作ったものです。そのことを念頭に置いて、ダンマパダ1偈、2偈を読んで見ましょう。

1 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも、汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人に付き従う。___車をひく(牛)の足跡に車輪がついてゆくように。


2 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で話したり行ったりするならば、福楽はその人に付き従う。___影がそのからだから離れないように。


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