感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第16章 さまざまなこと 4偈

4 恥じなくてよいことを恥じ、恥ずべきことを恥じないで、恐ろしくないことを恐れ、恐ろしいことを恐れない人々は、邪(よこしま)な見解をいだいて、悪いところ(=地獄)におもむく。
  
(ダンマパダ316 恥じなくてよいことを恥じ、恥ずべきことを恥じない人々は、邪(よこしま)な見解をいだいて、悪いところ(=地獄)におもむく。) 

(ダンマパダ317 恐れなくてもよいことに恐れをいだき、恐れねばならぬことに恐れをいだかない人々は、邪な見解をいだいて、悪いところ(=地獄)におもむく。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
「恥じなくてよいことを恥じ、恥ずべきことを恥じないで、恐ろしくないことを恐れ、恐ろしいことを恐れない人々」の心は素直ではないのです。心の素直な人は、恥ずかしいことは恥ずかしいと思い、恐ろしいことは恐ろしいと思うのです。

心の汚れをとり去ると素直な心になりますから、素直な心でない人の心は汚れているのです。心の汚れた人々は心の汚れた人々と集まります。「類は友を呼ぶ」と言われることはその通りで、汚れた心の人々の集まりができるのです。そのような世界を悪いところ(=地獄)と呼ぶのです。



この記事へのコメント

ノブ
2019年02月28日 21:19
正しくは、
・・・恐ろしいことを恐れる人々→・・・恐ろしいことを恐れない人々
ですか?
法津如来
2019年02月28日 22:02
ノブさん、ご指摘ありがとうございます。
その通りです。
本文を訂正しました。