感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第16章 さまざまなこと 5偈

5 ところで、以前には怠りなまけていた人でも、のちに怠りなまけることが無いなら、その人はこの世の中を照らす。___雲を離れた月のように。

(ダンマパダ172 また以前は怠りなまけていた人でも、のちに怠りなまけることが無いなら、その人はこの世の中を照らす。___あたかも雲を離れた月のように。)

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
ここで、「怠りなまけていた人」とは、仕事を怠けるとか、勉強を怠けるということではありません。気をつけていることを怠けていることです。「怠けることが無い」とは、相手の気持ちや、自分の気持ちをよく感じ取って、傷つけたり、悲しませないようにすることです。

人の気持ちに無頓着で、気をつけていることを怠けていた人でも、それではいけないと気づいて、怠りなまけないようにするならば、周りの人々は、悲しむことなく、明るくなるのです。それが「この世を照らす。」ということです。





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