感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第19章 馬 13偈

13 おのれ自らをととのえよ。___御者が良い馬をととのえるように。おのれ自らをととのえて、念(おも)いをおちつけて、苦しみの彼岸に達する。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
「おのれ自らをととのえる」とはどいうことかは、「御者が良い馬をととのえるように」のたとえでわかります。自分が御者になり、落ち着かない馬を落ち着かせて、正しく道を歩ませるように、自分を落ち着かせて、正しい道を歩むことです。

落ち着かない自分とは、念いが乱れているのです。何か不満なことがあったり、心配事があるのです。

まず、不満や心配の原因を調べてください。その原因のほとんどは自分の拘りです。次は拘る必要があるものかどうか吟味してください。ほとんどは必要のないものですが、はじめは、そのようには思えないでしょう。しかし、いずれわかります。

苦しみの彼岸とは、苦しみはこちら側とすると、苦しみのない側はあちら側(彼岸)です。おのれ自らをととのえることで、彼岸(=ニルヴァーナ)に達するのです。



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