感興のことば(ウダーナヴァルガ) 第20章 怒り 2偈

2 怒りが起こったならば、それを捨て去れ。情欲が起こったならば、それを防げ。思慮ある人は無明(むみょう)を捨てされ。真理を体得することから幸せが起こる。

(中村元訳「ブッダの真理のことば・感興のことば」岩波文庫より引用しました。)


*法津如来のコメント
怒りは自分も相手も周りの人々を幸せにしない。不幸にすると説明しました。ですから怒りは捨て去った方がよいのです。

ここでは情欲とは、物をむさぼりそれに執着する心の意味ですが、必要以上に欲しがり、それに執着することです。美味しいからと言いって食べ過ぎれば病気になります。失恋をしていつまでも相手に未練を残していれば、いつまでも不幸です。幸せになりません。

怒り、情欲はなぜそれがいけないのか比較的わかりやすいのです。無明はわかりにくいものです。
たとえば、怒りが起こった状態は無明なのです。また、情欲が起こった状態は無明なのです。無明を捨て去っていれば、怒りや情欲が起きないのです。

無明は真理を体得することで捨て去ることができるのです。


ですから、真理を体得することから幸せが起こるのです。

真理は「法の句」を聞くことで体得できます。功徳を積んでください。「法の句」を聞くチャンスが訪れます。



この記事へのコメント